Q&A

よくある質問

Qどんな人が対象になるんですか?
A 全ての人が対象になります。
つまり、今現在足や膝に痛みがある人だけでなく、スポーツでの怪我やパフォーマンスアップにも効果がありますし、予防的にインソールを入れることでもとても有効です。
  • 歩くと足、膝、腰などが疲れたり痛くなったりするような方
  • 足のタコ、ウオノメが気になる方
  • 靴のカカトの減りが早い方、左右の減り方が違う方
  • 歩き方のバランスが悪い方
  • 足のケガで悩んでいる方、またはケガを予防したい方
  • より快適なウォーキングを目指す方
  • ウォーキングによるトラブルを予防したい方
  • 子供の足の健全な成長を願っている方
  • スポーツによるケガで悩んでいる方や予防したい方
  • スポーツパフォーマンスアップを望む方
Q37インソール®は洗ってもいいですか?
A 中敷の表面は洗ってもらっても構いませんが、接着剤を使用しているため消耗が早くなることがあります。
表面素材は強固に接着してありますが水に対して弱く、剥がれる事があるためです。
雨で濡れてしまったり運動などで汗をかいたりした後は陰干しで乾かして下さい。
Q37インソール®はどの靴にでも使えますか?
A いいえ、37インソールは基本的にスニーカーやウォーキングシューズにお勧めです。
但し、メーカーにより靴には靴型のサイズやクセが違ったり、同じサイズでもメーカーよっては靴の大きさが変わることがあります。
そういうことを考えると、通常「どの靴にでも使用できるインソール」というのは考えられません。
同じメーカーで同じ品番の靴であれば使用していた37インソール®を入れ替えることは可能です。
Q37インソール®の寿命はどのくらいですか?
A 芯材部分は一般の方なら5年以上使用してもへたりません。
動きの激しいスポーツ選手の場合は、毎日のように使用するため短期間で表面素材及び、クッション材がへたる場合があります。
参考までに、実際一般的な使用をしている方では5年以上使用している方もいらっしゃいますし、スポーツの場合だとJリーガーやプロ野球選手で4~8ヶ月ほど。
全国大会出場レベルの高校バレーやテニスプレーヤーで6ヶ月~1年程が目安です。
Q37インソール®を入れたら靴がきつくなりませんか?
A 37インソール®を使用する時は元々入っているインソールを外して使用します。
もしインソールを入れた靴を履いてみて『違和感がある』・『痛い』などがありましたら遠慮なくおっしゃってください。
ただ、正しい使用方法で使用されている場合は厚みや硬度など非常に細かく計算して調節してますので基本的にきつくなることはありません。
Qあまり外出をしないのですが、室内で履けるものはありませんか?
A 可能であれば屋内でサンダルを使用してもらい、そのサンダルに使用するという方法があります。
スリッパに使用する方法もあります。注)踵部分のあるルームシューズなど。
Q外反母趾の痛みを和らげてくれるインソールはありますか?
A 外反母趾は内側縦アーチ(土踏まず)や横アーチ(指の付け根で構成されるアーチ)の低下が原因で引き起こされる症状です。
2つのアーチが低下した状態でつま先の細い靴や足に合っていない靴を履き続けていると、外側からの圧力により母趾(親指)の変形が起こってしまいます。
さらに、ヒールの高い靴の場合、つま先や指の付け根部分に体重が集中し、負担が増大して痛みが生じる原因になります。
改善策としては、まず足に合っていない靴やヒールが高すぎる靴を履かないようにすることは大前提ですが、インソールで「内側縦アーチ(土踏まず)のサポート」「横アーチ(趾の付け根部分)のサポート」をしてあげることも有効です。
足のアーチがが正しい位置に保持されれば、母趾への負担が和らぎ、痛みも緩和されます。
QインソールでO脚が改善できるって本当ですか?
A O脚(内反膝)の原因は、生理的のものと病的なもの、見かけ上のものがあります。

生理的なO脚
実は人間は生まれたときは基本的にO脚です。立ち上がって歩けるようになると、徐々にX脚(外反)になって、3歳ごろには逆にX脚になります。そのあと徐々に戻っていき、6才くらいになると最後は数度の外反(X脚)で落ち着いていきます。こうした幼少時期のO脚は生理的なものなので、基本的に矯正する必要はないといえるでしょう。

病的なO脚
変形性膝関節症により、膝内側の軟骨組織が失われてしまったり、膝を支える靭帯(外側・内側側副靭帯)を損傷したり緩めてしまったりすると不安定によりO脚になったりその状態が増悪する場合があります。また幼児期早期に独立歩行をすることで起きるといわれているブランウント病、思春期に急激にO脚が進行するケースがあるようです。

見かけ上の疑似O脚 脛の骨が曲がっている脛骨内反や、骨盤の緩みや殿筋や内転筋が弱いことによって股関節の距離が離れ、見かけ上O脚に見える人がいます。脛骨内反の人は足の土踏まずが潰れてしまう過回内(オーバープロネーション)の動きが大きくなり、それに伴うトラブルに注意が必要です。また筋力の問題としてO脚に見えるケースでは、腰痛など姿勢に関するトラブルが懸念されます。

病的な形質的異常といえるO脚に関しては、外科的な手術が行われます。先述したブラント病、思春期におけるO脚進行でO脚の度合いが著しい場合に外科的手術を行うこともあるようです。

残念ながら手術以外の方法で医学的なO脚を改善したり矯正したりするのは難しいですが、O脚が原因の疲れや痛みに関しては、靴やインソール、ストレッチやトレーニングによって改善することは可能です。また筋バランス等が原因になっている見かけ上のO脚は、ストレッチやトレーニングよって矯正できる可能性はあります。

よくO脚矯正と銘打って販売されている市販のインソールを見かけますが、インソールでO脚そのものを矯正することは、残念ながらほぼ不可能です。インソールでできることは、歩行時で片足に体重がかかるときにO脚の度合いが強くなり、身体が外揺れするのを軽減する、また、それによって引き起こされる痛みや疲れを軽減することです。

インソールを外してしまったら、歩行時の揺れは元に戻ってしまうので、厳密な意味で矯正とはいえません。

しかしながら、変形性膝関節症や坐骨神経痛、脛骨外側の腓骨筋の疲れなど、歩行時に膝が大きく外側に動く人ことで痛みが強くなってしまう人にとっては、インソールによるアライメントの調整は非常に有効な痛み緩和の手段と言えます。

具体的にはインソールの外側を高くするウェッジが有効ですが、身体の体重が外に揺れていくのを防ぐため、柔らかすぎる素材ではあまり意味がありません。また靴との相性が非常に重要です。靴そのものを雑巾絞りのようにねじれてしまう柔らかい靴ではインソールの効果はほぼ相殺されてしまいます。デザイン的な問題を抜きにして言えば、靴底が広く、接地面積が広い靴が有効です。
Q夕方になると足がパンパンにむくんでしまいます。
A なかなかインソールだけでどうこうするのは難しいですが、インソールを使用することで本来の足裏の動き(柔軟性や安定性など)が改善され血流が良くなり、夕方になっても足の浮腫みがマシになったという声もあります。
Q階段や坂道を下りるとヒザが痛みます。
A 筋力の低下なども考えられるので一概には言えませんが、足本来の衝撃吸収能力や安定感が上手く働いておらず、段差や踏ん張りが必要な坂道で特に痛みが出ている可能性と(変形性)膝関節症などによる関節の干渉が考えらます。
その場合、インソールを挿入して理想的なアライメント(骨配列)に誘導し、尚且つ、足本来の働き(動き)を最大限発揮させてあげることで痛みの緩和や発生頻度の減少に有効です。
Q腰痛が悩み。インソールで改善できますか?
A 腰痛の原因は実にさまざまで、筋力の低下やバランスの乱れ、神経障害などが考えられます。また、足元のバランスが崩れている(扁平足、凹足などによる)と、上に繋がる筋肉とのバランスも悪くなり、まるで「だるま落とし」のような状態で生活することで長年の負担が溜まって腰痛を引き起こす原因になります。
インソールで足元を理想的な状態に保ち、土台をしっかりと作ってあげることで上に繋がる筋肉との均衡も取ることができるので、腰痛の軽減に役立ちます。
Qいつも足の裏の決まった場所が痛くなります。
A ①つま先が痛くなる場合
指の付け根部分で構成されている横アーチが低下している可能性があります。
インソールで内側縦アーチ、横アーチをサポートしてあげると負担は減りますが、痛みが酷い場合は、直接、骨部分が硬い部分に当たらないようにクッション材を埋め込んであげるのも痛みの緩和に有効です。
ヒールの高すぎる靴を控えることも大事です(TPOに合わせて履き替えてください)

②土踏まずが痛くなる場合、内側縦アーチの低下、または逆の状態(内側縦アーチが高い)が考えられます。
どちらの場合も足本来の内側縦アーチの柔軟な動きが出来ず、足が地面に着くたびに衝撃が直に伝わり負担となっている可能性があります。
インソールでアーチサポートを付け、足本来の柔軟な動きを誘導してあげることで負担は軽減されます。

③ 踵が痛くなる場合
足裏の筋肉が必要以上に緊張、または動きが悪く足底筋の付着部などが引っ張られて炎症を起こしている場合は、インソールで内側縦アーチをサポートして緊張を緩め、動きを良くしてあげることで痛みの緩和が期待できます。
踵接地が必要以上に強く痛む、踵の脂肪組織が破壊されてしまっている場合は、踵部にクッション材を挿入し痛みを緩和することも可能です。